福岡JMAT ③
昨日の地震後も断続的に余震が持続しています。交通渋滞を考慮しAM7時にやすらぎの丘温泉病院を出発しました。しかしながら通常は30-40分で到着するいわき医師会へ2時間以上かかってしまいました。昨日より1カ所増加し9か所の避難所を巡回。
やすらぎの丘温泉病院
高萩市の旧跡大高寺の跡に湧出した温泉を治療に利用した茨城県内初めての温泉病院。今回震災で福岡JMATの寝泊りする病院。
いわき市道路・高速道路
このような地割れにより一方通行になることで渋滞を招きます。前回の震災の補修部位で段差ができています。11日夕の地震により、福島県いわき市の常磐道いわき湯本―いわき勿来(なこそ)の下り線で大規模な土砂崩れが発生しました。道路から約20メートルの高さののり面が約50メートルにわたって崩れ、下りの2車線を完全にふさいでいます。
藤間中学校
収容人数78名:避難所ではボランティアの方によるレクレーション(音楽、マジックショー)が行われています。風邪、めまいの処方あり。
高久小学校
収容人数30名 1F~3Fの教室 高血圧、糖尿病、不整脈患者などを診察
断水中のためトイレの前には水のはいったバケツ
平工業高校
収容人数143人 高血圧、胃炎など
アリオス
収容人数63人 文化交流施設であるが、施設内は部屋が散在してあり、仮設避難所としてある。外出者多い。いわき病院ナース滞在しており情報(+)
磐城高校
収容人数21名:高校の合宿所のような場所が仮説避難所となっている。環境良好、血圧測定を希望される方が多い。高血圧、糖尿病患者など診察
平体育館
収容人数73名:看護師滞在しており、患者誘導もスムーズでした。高血圧、糖尿病、頭痛、便秘患者など診察
2度目の強い余震
好間公民館:収容人数21名 駐車場で2回目の震度6に遭遇。周囲の車が左右に揺れ、立っているのがやっとの状況でした。震災で断水した水道はほぼ全域で復旧していたが、2度の余震によって全13万世帯のうち10万世帯がまた断水となりました。 連日の余震によって、10日には2500人だった市内の避難者は、13日に3400人に増えています。余震後には、ガソリンスタンドに行列ができ、渋滞の原因となっています。