大牟田市長岡内科医院(高血圧、糖尿病、生活習慣病) 西鉄大牟田線倉永駅前徒歩1分
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ネクサバール

肝細胞癌は経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)、肝動脈塞栓術(TACE)、肝動注化学療法、肝切除術、肝移植など様々な治療が行われている。
進行肝癌の治療は効果少なく、新たな治療法が待ち望まれていました

2010年4月より進行肝臓癌の治療薬として分子標的薬(ネクサバール)が承認されました。

ネクサバール効果
  1. 腫瘍細胞の増殖抑制作用
  2. 血管新生阻害作用

世界で始めて全身療法で生存期間の延長効果をしめしました。

海外の大規模第3相試験 SHARP試験(Llovet JM et al. N Engl J Med. 2008;359;378-390)

全身化学療法歴のない進行肝細胞患者 Child-Pugh分類:A
の患者にネクサバール投与(400mgX2)により生存期間の35%延長、生命予後に対するリスクが31%減少、病勢進行までの期間はプラセボ群に対し2倍であり、病気進行リスクを42%減少させています。

主な副作用

下痢、疲労、手足症候群、皮疹、脱毛、食欲不振、肝機能障害

ネクサバール投与推奨患者

切除不能な肝細胞癌患者
全身状態良好かつ肝予備能が比較的良好なChild-Pugh分類:Aの肝細胞患者

ネクサバールは新規分子標的薬であり、肝臓専門医、腫瘍内科医など熟練した医師のもとでの治療が必要です。