大牟田市長岡内科医院(高血圧、糖尿病、生活習慣病) 西鉄大牟田線倉永駅前徒歩1分
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病態・診断

腹痛は日常の診療で多い訴えのひとつです。いつから腹痛があるのか?おなかのどこが痛いのか?どのような痛みなのか?などを問診させていただき、診察をしています。多くは下痢を伴う感染性胃腸炎であり、食事療法、内服療法により数日間で改善しますが、症状が強い場合、長期間持続する場合は精密検査が必要です。血液検査、腹部エコー検査(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、腹水の有無チェック)、胃カメラを行う必要があるかもしれません。特に注意しないといけない腹痛は、激しい痛み、お腹が硬い、お腹を押して離したとき響くような腹痛(腹膜刺激症状)であり、このような所見がある場合腹膜炎を合併している可能性があり、外科的手術が必要なことがあります。

治療

腹痛は内臓痛と体性痛の2種類があります。鎮痛薬は,あくまで対症薬であり原因療法ではありません。

内臓痛

腸管の蠕動による周期的に腹痛。発汗、吐き気など伴うことが多い。感染性胃腸炎、急性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆石、尿路結石、胃癌、炎症性腸疾患、大腸癌、胆嚢炎、尿管結石、イレウスなどがあります。最近注目されているのが機能性胃腸症(Functional Dyspepsia:検査正常の上腹部の痛みまたは不快感)です。

体性痛は、腹膜の炎症、機械的、血流の障害などによって起こる鋭い腹痛です。腹痛の部位がはっきりわかることが多く、腹痛は持続的です。主な疾患として潰瘍の穿孔(穴が開くこと)、急性虫垂炎(俗に言う盲腸)、急性腹膜炎、イレウス(腸がつまる)急性膵炎(アルコール飲む人)急性胆嚢炎(胆石がある人)等があります。鎮痛薬としては非ステロイド系鎮痛薬(NSAIDs)、麻薬性鎮痛薬を使用する。これらの病気に対しては緊急に治療が必要です。