Archive for the ‘内分泌代謝疾患’ Category

動脈硬化を防ぐために

2010-10-04

近年、心臓病、脳梗塞など動脈硬化が原因となった病気が急増し、現在では悪性新生物(癌)と同じくらいの数の死亡原因となっている。動脈硬化の原因は日頃の食生活や運動不足などの生活習慣であることが多く、一度心筋梗塞や脳梗塞になると、リハビリをしても以前の生活を取り戻すことができないこともあり、予防が大事です。
人の血管は伸ばすと地球2週する程長く、赤血球、白血球、エネルギー源などを全身に運ぶ重要な役割を持っている。人は血管から老いるといわれており、血管の損傷具合が健康のバロメーターとも考えられます。
高血圧、高脂血症、糖尿病などにより血管の損傷が持続するとプラークができ、プラークは容易に破裂し血管を閉塞する。心臓の血管に起これば心筋梗塞になり、脳におこれば脳梗塞になる。また多かれ少なかれ年をとると脳の細い血管が閉塞し脳梗塞(ラクナ梗塞)認知症の原因となります。
血管に付着してプラークの原因となるのはLDLコレステロールだ。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が多かったり、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態を高脂血症といい動脈硬化の原因です。

アメリカで行われた大規模な臨床試験では高脂血症、糖尿病、高血圧、肥満、ストレス、運動不足などが動脈硬化の危険因子であり、重複する場合はより高い可能性で動脈硬化が進展することが判明した。たとえば3つ以上危険因子をもつグループは3人に1人が心臓病という高い割合です。

動脈硬化予防のポイント

  • 動物性脂肪や脂肪の取りすぎに注意
  • 食べすぎや栄養の偏りに注意
  • 塩分の取りすぎに注意
  • 禁煙
  • 手軽にできる運動
  • ストレスをためないように
  • 定期的に健診をうけましょう。(血糖値、血圧、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、血圧脈波検査、頚部エコーなど)
  • ライフスタイルの改善

高脂血症は症状がなく油断しやすい病気ですが、放置しておくと徐々に動脈硬化が進展します。しっかりと状態の判断、治療をうけましょう。

 

高脂血症患者へのメッセージ  

動脈硬化を防ぐために:高脂血症→動脈硬化→心筋梗塞、脳梗塞を防ぐために

動脈硬化と高脂血症:高脂血症と動脈硬化の関係を解説しています                 

                                                     養生訓参照

 

 

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糖尿病と高血圧

2010-09-30

糖尿病の人は心筋梗塞を起こした人と同じだけ心臓病で死亡する可能性が高い。糖尿病患者は高血圧を合併していることが多く、血糖値と同時に血圧のコントロールも重要と考えられている。
食べすぎ、運動不足、肥満などの生活習慣病は協力しあい、動脈硬化を進展させます。糖尿病と高血圧の合併は心臓病の危険性を6-7倍と高くするため、血糖値のみでなく血圧のコントロールも重要です。

血圧とは血液を送りだす圧力のことです。一般には上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上が高血圧として、生活習慣の改善後血圧が低下しない場合は血圧を下げる薬の投与を行いますが、糖尿病の患者はただちに血圧を下げる薬、降圧薬が必要になります。上の血圧が130mmHg以下、下の血圧が80mmHg以下を目標にコントロールを開始します。
糖尿病患者での心臓病、脳卒中の研究がイギリスで行われ、糖尿病患者の合併症を防ぐためには血糖値と同時に血圧をコントロールすることが必要ということがわかりました。上の血圧を7mmHg低下させることは、食後の血糖を18mg/dl下げるだけ心臓病などの発症を予防することがわかっています。
そのため糖尿病患者は血圧の管理も必要になります。

  1. 自宅で毎日決まった時間に血圧を測りましょう。
  2. 朝食前など薬を飲む前同じ腕での測定が良いでしょう。
  3. 測定した結果をメモ帳などに記入し結果は診察時に医師にみせてください。

血圧は朝起床前に徐々に高くなり、心筋梗塞などは早朝に起こることが多いため、朝の血圧コントロールが重要です。
糖尿病に合併する高血圧の薬は、血管を拡張させることで血圧を下げる「カルシウム拮抗薬」と血管を拡張させる以外に心臓、腎臓、脳の臓器を守る作用を持っている「アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬」などが使われます。
最近では血圧を高くする悪玉物質の主役がアンギオテンシンⅡということも分かり、これを抑制するアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬などが好んで使用されます。この薬は血圧を下げるだけでなく、心不全、腎臓病などの進行を抑制します。
 

高血圧の薬は毎日忘れずに、指示された用法用量で飲みましょう。

高血圧の治療

  • 塩分を控える:7g以下を目標に! 薄味、外食は控える、汁物を飲まない、減塩醤油にするなど
  • アルコールは控えめに:つまみは塩分を沢山含んでいます。
  • 野菜を多くとりましょう:野菜に含まれているカリウムは塩分を体外に排出する働きがあります。
  • 運動しましょう
  • 禁煙
  • ストレスをためないように
  • 病院で定期的に診察、検査をうけましょう。   

 

 

糖尿病患者さんへメッセージ

 糖尿病の患者さんへ:糖尿病を簡潔に説明

 糖尿病薬について:糖尿病薬について解説

糖尿病運動療法:運動療法の実際について解説

糖尿病グラフィティー:糖尿病患者さんへメッセージ

糖尿病合併症:糖尿病合併症の体験談を含めて解説しています。

動脈硬化抑制:生活習慣病から血管を守るためにはどうすればよいか。

食後高血糖:食事の後の血糖を下げるにはどうすればよいか。

糖尿病と高血圧:糖尿病に高血圧を合併している人は注意!

                                         現代養生訓 参照            

 

 

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食後高血糖

2010-09-28

糖尿病の患者は食事の後に血糖値が高くなります。食後高血糖は動脈硬化を促進し心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。食後高血糖は糖尿病と診断される前より存在していることが多い。
食事の後(2時間後)に血糖値が200以上であれば糖尿病です。近年食後高血糖は血管へのダメージが強いということがわかりました。食後2時間の血糖値は180未満に抑えることが合併症を防ぐために大事です。

食後高血糖を改善するためには

  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 野菜など食物繊維を多くとる
  • 適度な運動

食後の高血糖を改善する薬

  1. αグルコシダーゼ阻害薬:ゆっくり食物を吸収させる
  2. 速効型インスリン分泌促進薬:食後にインスリンを素早く分泌させる
  3. インスリン抵抗改善薬:インスリンの効き目を改善させる

 

上記の薬は服用のタイミングが重要であり、基本的に食事をする直前に飲むことが多いです。 

糖尿病患者さんへメッセージ

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動脈硬化防止

2010-09-27

生活習慣病から血管を守る

人の全身血管は一本にすると地球2週半の長さがあり、網の目のように全身に酸素、エネルギーを運んでいる。人は血管から老いるともいわれ、中高年になれば血管の損傷具合が健康のバロメーターとも考えられている。
糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満は生活習慣病である。これら一つ一つが別の病気に見えるが、食生活、運動不足などがベースとしてあり、すべて動脈硬化の原因となっている。
日本人に多いⅡ型糖尿病の患者は、インスリンは分泌されていても、それを受け取る筋肉、脂肪、肝臓で作用が減弱するというインスリン抵抗性が大きく関係する。
近年は高度経済成長による環境の変化(自動車の普及、脂肪の多い食事)などにより外見は太ったようにみえないが、内臓に脂肪がついている隠れ肥満の人が多い。この内臓脂肪がインスリン抵抗性に関与することが分かってきた。インスリン抵抗性があると血液中のブドウ糖が利用できなくなり、血糖値が上がる。膵臓はブドウ糖を下げようとインスリン分泌を増加させるが、血液中のインスリンが多いと高血圧が引き起こされたり、内臓脂肪が蓄積しやすくなる。インスリン抵抗性が持続すると膵臓が疲弊しインスリンの分泌量が減少、血糖値が高くなる。そして高血糖により血管に動脈硬化が起こる。
また高脂血症などで血液の中のコレステロールが高いと血管にプラークが形成される。プラークの表面が破けると血栓を形成される。心臓で血管が詰まると心筋梗塞になり、脳で血管が詰まると脳梗塞になる。糖尿病でよくみられる壊疽も足の血管がつまることが原因です。

アメリカの大規模スタディでは高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子は増えればさらに動脈硬化を進展させることが証明されており、そのため糖尿病の患者の血圧、コレステロールの目標値は通常より厳しいものとなっている。

生活習慣改善→動脈硬化抑制のために・・・

高脂血症:動物性脂肪やコレステロールの多い食事を控える。

高血圧:塩分控える。

肥満:ダイエットにより体重減少させ、運動療法により内臓脂肪を減らしインスリン抵抗性を改善する。

 

糖尿病患者さんへメッセージ

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食後高血糖:食事の後の血糖を下げるにはどうすればよいか。

糖尿病と高血圧:糖尿病に高血圧を合併している人は注意!

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糖尿病合併症

2010-09-21

現在700万人近くの人が糖尿病に罹患していることが言われている。糖尿病にかかると、目が見えなくなったり、足が痺れたり、透析が必要になったりすることがある。血糖値をコントロールすることで合併症を防ぐことができるが、現実には糖尿病の治療をせずに合併症が起こる人が多くいます。

糖尿病の本当のこわさは、いつの間にか起こってくる合併症です。糖尿病に長くかかっていると細い血管がおかされされ、いわゆる糖尿病3大合併症が起きてきます。

  1. 糖尿病性網膜症(目の障害)
  2. 糖尿病性腎症(腎臓の障害)
  3. 糖尿病性神経症(神経の障害)

 

また動脈硬化症(心筋梗塞、脳梗塞)も発症しやすい。

糖尿病体験談

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症により視力を失った患者。
「見えないということは全てをうしなうようなもの」と話されています。仕事一本で頑張っており、健診で血糖値異常は指摘されていたが、病院にかからず、放置していた。空腹時の血糖値が300以上となっていた。教育入院することになったが、目の合併症が進行しており、凝固療法も施行していた。職場に戻り徐々に付き合いで不摂生な生活に戻ってしまっていたところ、ある日突然目の前が真っ赤になってしまった。これは眼底出血の症状であり、以後は視力を失った生活をすることとなった。60歳以上の糖尿病患者の4人に1人は網膜症があるといわれている。さらにこの患者は心臓や腎臓の合併症も併発し病院通いの生活がつづいている。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症で透析が必要となった患者。
若いころはスポーツマンであった。糖尿病を指摘され、初めは食事療法を守っていたが、しだいによく食べ、よく飲む生活に戻っていた。いつしかいくら食べても太らなくなり、徐々に体のむくみが出てきて、病院にいくと透析が必要と宣言された。新規透析患者の3割は糖尿病が原因です。透析が始まると週3回数時間体を拘束されます。この患者は今までしていた仕事の一線から身を引かないといけない状態となった。過去の不摂生に対する後悔は大きいようだ。

糖尿病性神経症

糖尿病性神経症で足切断となった患者。
10年ほど前より糖尿病を指摘されていたが、症状がないため放置していた。靴ずれをおこしていたが、痛くも痒くもない状態であった。血糖値が高いと傷が治りにくくなり、痛みも感じないため最悪の場合足切断するしかなくなります。「足がなくなってみると切なく、悔しい気分になる」と語っています。糖尿病性神経症は糖尿病の患者に一番よく見られる症状です。

合併症予防するポイント

  • 正しい治療生活
  • 血糖値を正常に近づけましょう。 
  • 体重・血圧、コレステロールを良い状態に保つ
  • 自覚症状がなくても動脈硬化の検査をうけましょう。血糖値、HbAic、頚動脈エコー、心電図、脈波血圧検査

たいした自覚症状がないことからくる油断により、糖尿病の治療を医師や配偶者に任せてはいけません。自分が自覚しないと糖尿病の治療は始まらないと肝に銘じて下さい

糖尿病患者さんへメッセージ

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糖尿病グラフィティー:糖尿病患者さんへメッセージ

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食後高血糖:食事の後の血糖を下げるにはどうすればよいか。

糖尿病と高血圧:糖尿病に高血圧を合併している人は注意!

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糖尿病グラフィティー

2010-09-16

糖尿あるサラリーマンの方が健診で時々血糖値異常を指摘されていたため病院に受診し、内服でコントロールしていたが、いつの間にか仕事が忙しいために、病院に受診していない状態となった。ある朝、目のかすみがあり、病院受診したが糖尿病による網膜症と診断された。医師は「このまま放置した場合失明する」といっている。

糖尿病患者へメッセージ

糖尿病の治療で大事なことは食事、運動、普段の生活習慣です。
病院の検査の数日前に食事を控えるなどして血糖値を下げたとしても、今ではヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)は1-2ヶ月前の血糖値の状態を調べる検査があり、1-2ヶ月前までの血糖値の状態を把握することができるため、毎月の血糖値の状態を正確に知ることができます。検査の前だけ食事を控えてもいけません!
 忘年会や新年会は糖尿病患者にとって頭の痛い問題であるが、周囲の人が自分が糖尿病であることを知っていると気を使ってくれたりする。また宴会の時はダイエット中、医師より食事のカロリーを減らすようにいわれている、車で来たなどとアルコール、食事を制限する工夫が必要です。
 体重は食事療法をきちんとすれば必ず減少します。体についた脂肪は1kgで約40kmも歩くことができ、運動のみで体重を減らすことには無理があります。運動療法の最大の目標はインスリンの効きを良くすることであり、毎日適度な運動をすることが大事です。とにかく特別なことするわけではなく、食事や運動を生活の一部として行う心がけが重要です。積極的の糖尿病を受け入れ、自分なりのマイペースで生活してください。
医師や看護婦など医療スタッフとの信頼関係、家族の理解、なにより患者自身の自覚が大事です。

 

糖尿病患者さんへメッセージ

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糖尿病運動療法

2010-09-13

糖尿病治療の最大の目的は血糖をコントロールすることです。そのためには食事療法に加えて運動療法を行うことが必要です。

運動療法

糖尿病は運動不足病といわれることもあり、血糖コントロールには運動は必要不可欠です。運動をすることにより食後の血糖値上昇は抑制されます。糖尿病に最も良い運動は持続運動であり、ある程度脈拍のあがるものです。いわゆる有酸素運動といわれるもの。この有酸素運動とは酸素を十分体内に取り入れ行う運動のことで、ジョギング、サイクリング、水泳などです。では有酸素運動は糖尿病にたいしてどのような影響を与えるのでしょうか?
糖尿病はインスリンの分泌が少なかったり、インスリンの作用不足が原因といわれています。運動を続けているとインスリンの効きをよくすることで血糖が下がることがわかってきました。
有酸素運動は血液の循環を改善し、コレステロールや中性脂肪の蓄積を防ぐことで、血管を若返らせる効果があります。
さらに運動により、高血圧、高脂血症、動脈硬化などを予防することができます。
多く食べすぎたたため運動をしないといけないといい頑張っている人がいますが、運動療法の目的はカロリーを消費するのが一番の目的ではなく、本来の目的はインスリンの効きをよくすることです。
食事療法が土台となり、その上で運動療法をすることが大事です。

運動療法の実際

十分なストレッチをしましょう。ウォーキングは最も手軽に出来る運動療法です。少し早足で大きめに腕を振って歩きましょう。運動の強さの目安は脈拍数、歩くスピード、自覚症状です。最大脈拍数の約40%~60%ぐらいで運動することが良いといわれています。
歩く速度の目安は毎分80-100m、自覚症状の目安は少し弾み汗ばむ程度。隣の人と会話ができるくらいが良いでしょう。運動は20分~30分持続させて、できれば毎日続けましょう。運動は段階的に強度をあげていき、食後に行うとより効果的です。運動療法を行うときは合併症などの関係もあり、医師に相談しましょう。
仕事や家事に追われてなかなか運動できない方が多いですが、仕事通勤中にバスを使わずに歩いたり、主婦の方は買い物を歩いていくなどの工夫が必要です。
また肥満の方は足の負担が多いため、まずは食事療法によるダイエットが一番です。
運動を習慣の一部にすることが一番です。

運動療法のポイント

食事療法あっての運動療法
運動を始めるときは医師に相談してからはじめましょう。
決められたプログラムで安全に!
体の調子が悪いときは無理に運動することは避けましょう。
靴は自分にあったサイズ、履きやすいものを選びましょう。
万歩計は一様の目安です。(一日一万歩目標
続けることが成功の秘訣

運動すれば気分爽快、ストレス発散にもなり人生の楽しみを感じられます。
仲間と一緒にウォーキング、テニス、ゴルフ、ゲートボールなど楽しく運動しましょう。

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糖尿病(薬について)

2010-08-26

当院では診察時には血糖値とヘモグロビンA1c(1-2ヶ月前からの血糖値を反映)を院内で測定し糖尿病のコントロールが良好かをチェックします。
糖尿病の治療の目標は血糖値をコントロールして合併症を防ぐことです。
糖尿病の治療の基本は食事と運動療法です。糖尿病の薬の効果を最大限引き出すには食事療法、運動療法を守ることが必要です。薬があるからと安心して食事療法を怠ることはいけません。

ブドウ糖が細胞に取り込まれるにはインスリンというホルモンが必要です。血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、細胞はブドウ糖を取り込むことができます。糖尿病の患者はインスリンが少なかったり、効果が悪く、細胞内にブドウ糖を取り込むことができず血糖値があがります。

糖尿病の治療の薬 

注射

インスリン製剤

のみ薬

グルコシダーゼ阻害剤

ベイスン:食後の血糖値が高い人向け:食後の高血糖を抑制する、食事を始める直前に飲むことが必要

インスリン抵抗性改善剤

アクトス: インスリンはあるが、細胞がインスリンに反応しにくくなる人向け:副作用に浮腫などがあります。

スルフォニル尿素剤 SU剤

アマリール:インスリンの分泌を増やす薬、効果長い

速攻型インスリン分泌促進剤

ファスティック:インスリンの分泌を増やす薬、効果が短い、食直前に内服します。

ビグアナイド剤

メルビン:肥満の人などインスリン抵抗性のある人向け、必要以上のブドウ糖合成を防ぎ、インスリンの作用を高める

病気の状態により、複数の薬を組み合わせて使用します。

注意点

食事ができないときは服用を避けてください。
 低血糖(空腹感、脱力感、手足の振るえ、冷や汗)の時はブドウ糖、飴、糖分を補給してください。
 薬があるからといって食べ過ぎてはいけません。
薬を正しく服用しましょう。
アルコールを控えましょう。
定期的に診察を受けましょう。
血糖値だけでなく、血圧やコレステロールなどにも注意しましょう。
 

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動脈硬化抑制:生活習慣病から血管を守るためにはどうすればよいか。

食後高血糖:食事の後の血糖を下げるにはどうすればよいか。

糖尿病と高血圧:糖尿病に高血圧を合併している人は注意!

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糖尿病患者さんへ

2010-08-23

健康維持と長寿の秘訣には

最近はグルメ志向、運動不足、ストレス、不養生が多いため40歳の10人に1人が糖尿病といわれています。わが国には600万人の糖尿病患者がおり、成人の失明原因、透析の原因は糖尿病が一番の原因です。
糖尿病は大きく分けて2つに分けられており、インスリン依存性糖尿病(インスリン分泌が少ない)95%はインスリン非依存性糖尿病(インスリン抵抗性がある)です。
糖尿病は最初は症状がなく、じわじわと体を蝕んでいくことが多いため、患者自体が注意していないと糖尿病の合併症を防ぐことができません。インスリンは膵臓から分泌され、細胞に働きかけると、細胞内にブドウ糖が取り込まれます。インスリンの量が少なかったり、働きが悪いと、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり血糖値が高くなります。朝食前の血糖値は健康な人は80-100mg/dl、糖尿病の人は126mg/dl以上、前の晩にいくら食べたとしても126mg/dl以上になりません。血糖値とインスリンが重要です。

何故糖尿病になるのか?

インスリンの量が少なかったり、作用が悪いという遺伝因子に、食べすぎ、運動不足、ストレスなどの環境因子が重なりあって発症します。両親が糖尿病の場合は子供は糖尿病になる可能性が高いです。

糖尿病になるとどうなるか?

血糖値とインスリン分泌は、正常な人では食後にインスリンがでて血糖値が下がります。
しかし糖尿病の人は食事をして血糖値が上昇してもインスリンの量、インスリンの作用が弱くなったりして血糖値が上昇します。

血糖値が高い状態が持続すると尿が多い、のどが渇く、体がだるい、手足がしびれるなどの自覚症状が出てきたり、急にやせることもあります。

糖尿病を放置して長い間高い血糖にさらされた血管は様々な症状が出ます。網膜では血管が破れて出血して失明したりします。腎臓の細い血管も障害を受け透析が必要になることがあります。神経が侵され、痺れが起きたり、痛みも感じなくなり、壊疽がおき手術が必要になることもあります。

動脈硬化が起こりやすく、脳で動脈硬化が起これば脳梗塞、心臓で動脈硬化が起これば心筋梗塞になります。
糖尿病を放置すると、それからの人生に大きなリスクを背負うこととなります。

糖尿病は治るのか?

残念ながら糖尿病は現代の医学でも治ることはありません。しかし糖尿病をコントロールして合併症を防ぐことはできます。
糖尿病の治療の基本はまず、食事・運動療法により、インスリンの働きを良くて血糖をコントロールすることです。そのためには日常生活を管理する必要があり、患者さん自身が糖尿病を良く理解する必要があります。
糖尿病が進むと食事運動療法を厳格に守って頂いた上で適切な薬を使用します。

仕事・生活は大丈夫か?

糖尿病と診断されても元気に生活されている患者は多くいます。病気をハンディキャップと考えず、体の一部として受け入れることが大事です。

 

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亜急性甲状腺炎

2010-05-27

亜急性甲状腺炎とは原因不明(多分ウイルス感染)による非化膿性甲状腺炎です。

病態

中年の女性に多い。ウイルス感染による非化膿性甲状腺炎であり、甲状腺局所の自発痛、圧痛と発熱が主な症状。痛みのある甲状腺は亜急性甲状腺炎を疑います。甲状腺が破壊され、甲状腺ホルモンが血中に流入することにより、動悸、発汗などの甲状腺中毒症状が出ます。

症状

 2週間ほどのかぜ(上気道感染症状)の後、発熱、前頸部の自発痛、嚥下痛、圧痛、夕方から夜間にかけての悪寒と弛張熱。半数で甲状腺中毒症の症状(動悸、頻脈、るいそう、多汗、手指振戦)があります。
理学的には甲状腺腫(硬結、しばしば移動性)

検査

 赤沈は著明に亢進(>100mm/時)、CRPは高値、白血球はわずかに増加、甲状腺ホルモン高値(T3, T4)、TSH低値、血中Tg高値、ヨード摂取率は低値。
一過性の甲状腺機能亢進症状を認めるのが特徴。放置していても2-5ヶ月で自然に治癒することが多い。
初期に亜急性甲状腺炎を診断することは難しいと考えれれている。

診断

 甲状腺機能亢進症状、頚部痛などの理学的所見から疑い、赤沈亢進、CRP上昇、ヨード摂取率低下、Tg高値から診断します。

鑑別

 鑑別するものは,①急性甲状腺炎 ②無痛性甲状腺炎 ③橋本病 ④バセドウ病⑤甲状腺結節などがあります。それぞれの疾患の診断にはは採血検査、甲状腺エコーなどが必要になります。
 

治療

 副腎皮質ステロイド剤を投与。軽症例では消炎薬を投与します。

 プレドニゾロン (5mg) 1日30mg 分3 1~2週で20mgに減量し、その後1-2週間ごとに5-10mgずつ減量

診察メモ

一般に甲状腺の病気は、症状が疑われない限り甲状腺機能検査することは少ないため、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症の診断は原因不明の症状の精査や入院中に判明することが多いと感じます。頻脈、発汗などの甲状腺機能亢進症状をうまく聴取し甲状腺疾患を疑うことが重要と考えています。
 

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