新規C型慢性肝炎経口薬が承認!

2014-09-26

今まではC型慢性肝炎の治療はインターフェロンを使用する治療が主流であったが、インターフェロンを使用しない経口薬が承認されました。
年齢が65歳以上の患者はインターフェロンの副作用によりインターフェロン療法が困難だったり、忍容性が低いことが問題となっていました。

新規C型慢性肝炎の治療薬であるダクラタスビル(DCV)とアスナプレビル(ASV)は共にHCVに対して抗ウイルス作用を有し、国内第3相臨床試験では、ジェノタイプ1bのC型慢性肝炎患者(今までインターフェロンが効きにくいといわれていた患者)またはC型代償性肝硬変患者において、優れた有効性が確認されました。
インターフェロン治療は初期はインフルエンザ症状を伴い全身倦怠感、発熱など「きつい治療」であったが、今回の経口薬は肝機能異常など副作用認めるが、従来の治療と比較し体にとって負担の少ない治療となっています。
新規経口薬は治療効果が約80%となっており、インターフェロン治療不適格の未治療あるいは不耐容の患者又は、65歳~75歳のC型肝炎の患者にとっては朗報であろう。
新規経口薬の問題点としては、特定の遺伝子変異が存在する場合、著効率が30~40%程度と言われており、著効に至らなかった患者は、その後の治療薬の選択が難しくなる可能性が指摘されています。

(新規経口薬使用検討の場合に、患者が新規経口薬に対する特定の遺伝子変異があるかどうかの検査が推奨されています。)

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