今話題のiPS細胞とは?

2011-05-31

京都大学山中伸弥教授のiPS細胞に関して世間の注目している。ニュースや、新聞の社説などでも大きくとりあげられている。
世間に大きなインパクトをあたえるiPS細胞 induced pluripotent stem cell(人工多能性幹細胞)の発見は何を意味するのか?

少し前に韓国ソウル大学でのES細胞のデータねつ造事件が記憶に新しい。韓国のグループは、卵子の核だけをいれかえて、移植されるヒトと同じ染色体をもつES細胞を作ろうというものであった。これは倫理的な問題、ねつ造の問題で新しい報告は発表されていない状態である。この件で再生医療の道が閉ざされてしまう雰囲気もあったが、ここにきて患者自身の皮膚を使用し万能細胞を作るiPS細胞の出現により倫理的問題も大きく軽減された。

 ヒトの皮膚の細胞に少量の遺伝子を導入すると、細胞の形態が変わり、ES細胞のように分化する能力を獲得した細胞が出来る。これがiPS細胞である。

iPS細胞を使って、組織や臓器、器官の再生や機能の回復を行うことができれば、免疫的な拒絶反応なども克服できるでしょう。

再生医療は、私たちが本来持っている自己再生能力を最大限に活用し、負担を和らげることのできる無限の可能性を秘めた医療なのです。
 

再生医療により広がる可能性のある医療

皮膚
軟骨
関節
神経

心臓 など

Copyright(c) 2014 長岡内科医院 All Rights Reserved.