C型肝炎って何? あなたの健康のために

2010-07-27

血液検査でC型肝炎(HCV)が陽性ということがわかった場合どうすればよいか?

そのことはあなたの体のなかにC型肝炎ウイルスがいる可能性が高いことになります。C型ウイルスをもっていても、特に自覚症状がなければ過度に心配することはありません。まず、医療機関を受診して、肝臓の状態を調べることをおすすめします。今の肝臓の状態を知ることは、自分自身の健康と周囲の人(御家族含めて)の健康にも関係してきます。

C型肝炎ウイルスとは

肝炎を起こす原因は色々ありますが、日本で慢性の肝障害(慢性肝炎)の原因として一番多い原因はC型肝炎ウイルスです。(以前は非A非B肝炎と呼ばれていました)C型肝炎ウイルスの診断はC型肝炎の抗体(HCV抗体)を調べたり、C型肝炎のウイルスの遺伝子を調べる(HCV RNA)を調べます。

C型肝炎ウイルスに感染するとどうなるか?

肝炎ウイルスが体の中に入ると、肝臓で増殖し軽い肝炎症状を起こします。(食欲不振、吐き気、黄疸)A型やB型の急性肝炎は一過性で完全に治ることが多いのですが、C型肝炎は完全に治らず、肝臓にウイルスが残ってしまうことが多いので慢性の炎症を肝臓で起こします。これば慢性C型肝炎です。

肝炎の症状とは

体がだるい、食欲がない、吐き気がする、目や皮膚、尿が黄色になる。

C型肝炎はどのように感染するの?

C型肝炎は肝臓で増殖し、血液の中にもC型肝炎がいます。以前は輸血、刺青、注射の回しうちなどを介してC型肝炎感染が起こっていました。基本的に血液を介して感染するため通常の共同生活では感染しません。

C型肝炎の経過はどうなるの?

感染後肝炎を起こし治癒してしまう人もいますが、大部分が慢性肝炎となります。数十年かけて肝硬変、肝癌となることが多いです

C型肝炎キャリアであることがわかったらどうするか?

献血や検診でC型ウイルス感染を知った人の大部分はC型肝炎キャリアです(C型肝炎ウイルス持続感染している患者)。肝臓専門医のいる病院に受診し、定期的に肝臓の状態をチェックしましょう。C型肝炎キャリアの患者は定期的な検査と他人への感染予防を心がければ、日常の生活の変更や日常活動制限をする必要はありません。しかし飲酒は可能な限り控えてください。

肝臓の状態をチェックするとは?

血液検査(肝機能、初回はC型ウイルスの型、ウイルス量)と超音波(エコー)検査を行います。

C型肝炎の治療はどんなものがあるのか?

C型肝炎の治療は抗ウイルス療法(インターフェロンを用いた治療法、インターフェロンとリバビリン併用療法)と肝庇護療法の2つの治療方法があります。
 

抗ウイルス療法

ウイルスをやっつける治療であり、ウイルスをなくしてしまうことが一番の目標ですが、十分な成果が得られなかった場合でも肝細胞の破壊のスピードを抑えることができます。患者の年齢、病歴、C型肝炎の種類、ウイルスの量などにより最適な抗ウイルス療法を行います。

肝庇護療法

肝臓の細胞一つ一つを強くし肝炎の活動を抑えます。強力ネオミノファーゲンC、ウルソなどが用いられます。ほとんどの人に効果があり、継続して行うことが重要です。

他人に感染させないためにはどうすればいいのか?

基本的には血液を介して感染します。しかし以下のことを気をつけてください。
自分の血液や分泌物が他の人につかないように気をつけてください。
カミソリ、歯ブラシなどの日用品や専用にしましょう。
乳幼児に口移しで食物を与えないようにしましょう。
輸血のために献血はしないようにしましょう。

 

慢性肝炎(B型慢性肝炎、C型慢性肝炎)詳細

 

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